クレジットカードの機能について聞きたいです。今度クレジットカードを新しく作ろうと思っているのですが、この仕組みがよく理解できません。簡単にまとめると、クレジットカードというのは、ショッピングの時にお金の代わりになるということなのですか?

原則的には現金の代わりになるという認識でいいです

クレジットカードの仕組みというのは、簡単に言うと、①商品をクレジットカードで購入・②商品を販売した側はカード会社に料金を請求・③カード会社は、クレジットカード契約者の銀行口座から代金を差し引く、という流れによって現金がなくても物を買うことができる仕組みのことです。そのため、カードを使用すると、その段階では代金を払ったことにはならず、その月の引き落とし日にまとめて銀行口座から引かれるようになっています。これは、支払いのときに一括払いを選択した場合です。分割払いを選択すると、この支払い期間が長くなり、一回の引き落とし額が小さくなります。

クレジットカードを使用するときに注意しなくてはいけないのは、カードの使いすぎです。カードを提示するだけで物を買うことができるため、お金を使った実感が薄くなります。しかも、簡単に高いものでも購入できるため、自分で注意していないとつい使いすぎてしまうことがあります。現金を持ち歩く必要がなくなるので、スマートに買い物ができるようになりますが、その分、金銭感覚に頼ることが多くなるので、慣れていないうちは、基本的には現金で買い物をして、どうしても必要なものがあってお金が足りない時にだけ、クレジットカードを利用するようにしましょう。

クレジットカードのショッピングでお金にする方法

クレジットカードをキャッシングの目的で持っている人も大勢おられるのですが、このときにはショッピング枠とキャッシング枠とは別に定められています。例えば、ショッピング枠が50万円で、キャッシング枠が50万円というように定められていた場合、現金として借りることのできるのは50万円が上限となります。しかし、すでに50万円は借りていた場合に、ショッピング枠を活用する方法もあるのです。

では、どうするのかというと、これはショッピングでお金にすると言われる方法で、「現金化」と言われることもあります。具体的にはどうするのかというと、現金化を行っている業者に申し込みをすれば良いだけですから、方法としては簡単です。ただ、悪質な業者がいることもいますから、業者を見極めることは必要でしょう。

ショッピングでお金にする仕組みはうまくできています。まず、クレジットカード決済で何らかのサービスを利用します。このサービスを利用する代金としてクレジットカードで支払うことになるのです。そして、このサービスではキャッシュバックキャンペーンが行われていて、サービス代金の何パーセントかがキャッシュバックされます。これが現金として口座に振り込まれるのです。

このようにすることによって、結果的にはショッピング枠の何%かを現金として手に入れる事ができます。このような仕組みになっていますから、法的には融資とは扱われていないようですが、グレーな状態だとも言えるでしょう。ただし、これが融資として有利なのかどうかはきちんと判断しなければなりません。

ショッピングでお金にする方法を実践した場合、融資としてみると年率で数10パーセントから100パーセントを超えるくらいの金利になる事もあります。この計算をきちんとしてから、それでも借り入れをするべきなのかどうかは判断する事が必要です。急いでいるときには仕方ありませんが、急いでいないのなら冷静に判断する事は必要です。