ローンの返済について聞きたいです。銀行で借入をしているのですが、返済が遅れそうで困っています。返済期限が過ぎると滞納になってしまうのでなんとかしたいのですが、銀行に交渉すれば、支払い期限を延期してもらうことは出来るのですか?

妥当な理由があると説明できれば返済期間を延長できます

返済期間を延長するには、何より返済期限になる前にこちらから連絡を取ることが絶対に必要です。加えて、返済が期日にできない理由を説明することが求められ、かつその理由に妥当性がなくてはいけません。例えば、ただ単に資金を用意できなかったでは理由になりません。なぜ返済資金が用意できなかったのかを説明する必要があります。そうして、返済の状態ですが、全く返済しないのでは相手は納得しません。交渉の余地があるのは、例えば半分は期日までに返済し、もう半分を1週間ほど待って欲しいと要求するなど、こちらにも譲歩する姿勢が必要です。

相手に連絡する時期ですが、返済期日当日は論外です。また、返済期限を延期してもらう予定が早くても、そんなに早く連絡すれば、なんとかできるのではないかと判断されてしまうのでそれもNGです。交渉するにあたって理想的なのは、返済期日の3~5日前です。このぐらいであれば、相手に対応の余裕を与えることもでき、かつこちらがどうしようもないということを分かってもらいやすくなります。そのうえで、誠意を見せた上で交渉すれば、初回の交渉では相手に譲歩案を出させることもできるでしょう。当然ですが、何度も通用する方法ではありません。信用を失う行為であるのは事実なので、返済は遅らせないようにするのが前提です。

銀行ローンの支払い待ってもらえるかどうか

銀行ローンを借りて月々の支払いが少し苦しくなってきたときに、支払い待ってもらえるかどうかは、銀行によって異なっています。本来は支払う事ができるくらいの借り入れをするべきなのですが、計画がずさんだった場合には支払いができなくなることもあるでしょう。このようなときにはどうすれば良いのでしょうか。

もっとも良くない方法は、キャッシングなどの他の借り入れによって返済をすることです。銀行ローンの種類によっても異なるのですが、住宅ローンや自動車ローンなどの大きな借り入れのできるローンは、どちらかというと金利は低めに設定されています。審査は厳しいのですが、審査に通れば低い金利で借りることができる場合も多いのです。

キャッシングはそれらのローンに比べると金利が高いことが多いでしょう。金利が高いと言うことは、支払う利息の金額も大きいことを意味します。ローンの返済が苦しい状態のときに、さらに利息を支払っていかなければならないとなると、わざわざ苦しくしているようなものです。ですから、銀行ローンの支払いのためにキャッシングで借りるというのは、絶対にしてはならないことだと考えておきましょう。

銀行によっては、支払いを待ってもらうことができる場合もあります。それができるのかどうかと言うのは銀行によって異なりますから相談してみないと分からない事なのですが、待ってくれることもありますから相談してみる価値はあります。例えば、返済期間を長くする代わりに月々の支払金額を小さくしてくれることもあります。

銀行が支払いを待ってくれなかった場合にはどうすれば良いのかというと、別の銀行に借り換えをするという方法もあります。借り換えをすることによって月々の支払金額を小さくできる場合もあるのです。このような方法を用いれば支払いができなくなるという自体を防ぐことができるでしょう。色々な方法がありますから、まず相談をしてみるのが良いのです。