クレジットカードの利用した経験は、借り入れなどをする時に、信用を上げる判断材料になることがあるのですか?私は、クレジットカードを10年以上使っていますが、消費者金融を利用したことはありません。その消費者金融を初めて使うときに、過去のクレジットカードの使用履歴が、審査にどう影響するのか知りたいです。

クレジットカード履歴は消費者金融の審査には影響しません

消費者金融の審査において重要なのは、本人の返済能力です。そのため、クレジットカードでいくら使っていようとそんなことよりもどのくらいの収入があり、どのくらいの期間勤めているかといった情報の方が、消費者金融にとっては重要なのです。ただし、クレジットカードの支払いで滞納などをした場合は悪い意味で影響を与えます。金融機関にとって一番避けたい利用者は、過去に金融事故を起こした人です。そのため、普通にクレジットカードを使っているならまだしも、滞納などをした場合は、貸したくないと思われてしまうのです。ですが逆に言えば、審査に影響するクレジットカード関連情報など、この程度のものです。

また、クレジットカードを利用した期間についても、ほとんど審査には加味されないでしょう。身も蓋のない言い方をすれば、消費者金融にとって、契約者がどれだけクレジットカードを使ってきたかなんてどうでもいいことなのです。消費者金融で信頼を上げる方法は限られています。長く同じ職場に勤めているか、収入が借り入れ金額に対して十分にあるか、過去にその消費者金融で何度も借入をして全て無事に返済できているか、このぐらいしか信用を上げる方法はありません。

キャッシングの審査における利用率と年齢の関係とは

キャッシングというサービスは非常に使い勝手が良いことから、身近なサービスとなっています。このサービスには年代別に利用する率が大きく異なり、この関係性が審査に影響を与える要素となる事もあるのです。このサービスを利用する方の割合は、男女比では、女性の方が利用することが多くなっており、特定の年代の女性の方の利用が顕著になっているという傾向があります。

そして、年代別にこのサービスの利用率を調べてみると、どの年代も三十代より利用者数が少なく、三十代のキャッシングの利用率が一番多い結果になります。このサービス利用は、即日融資などのサービスを利用する方が多い傾向があり、その結果をまとめると、三十代の女性が最もキャッシングを利用している事になるのです。このデータの示す内容としては、主婦の方々が知人の冠婚葬祭や子供の教育費などの出費にこのサービスを利用することが多いのが特徴で、このように年代別に見てみると、特定の年齢層にキャッシングの利用が高い確率で普及しているのです。

又、一般的にキャッシングでの融資を提供する業者の狙う顧客の年齢層としては、使えるお金の多い二十代後半の独身の方ということになり、この年齢層に当てはまり、一定の審査基準を満たす事で、より審査に通過しやすくなるのです。その為、多少収入が不安定で審査基準に満たないようなケースでも、審査に通過しやすくなることもあり、与信枠などの面では高額な融資は期待できませんが、非常に高い確率で融資を受けることができるようになります。

又、比較的このサービスの利用が多いのは、年齢層では五十代であり、この年代の利用者は一般的に給与も高く、勤務年数が長いという融資条件には最適な方々となります。そして、多くの方の場合は定年までには一定の期間があり、比較的自由になるお金も多くなるケースが多いため、キャッシングの審査にも通過しやすくサービスが利用しやすい年代となっているのです。